チームのスタイル

ま、とりあえずジェフユナイテッド千葉・市原に関する西部謙司さんのこのコラムを読んでくれ。
凄く大事なことが書いてある(と俺は思う)から。

ミラー監督の解任について=「犬の生活・特別編」 千葉の「スタイル」構築に向けて

さて。
俺は、アルビレックス新潟の「スタイル」って、戦術的なものじゃなくって、もっと根本にある、鈴木監督や反町前監督が大事にしてくれた、「新潟らしさ」だと思う。

チーム都合で契約を更新しなかった選手が別チームの選手としてスタジアムに来た時のサポーターの拍手とか。
選手としては新潟を去った選手が新潟に遊びに来てくれたり、定住してくれたり。
強化部がブラジル人選手と契約する時に重視するのが「人間性」だったりとか。
反町時代のキーワード「リバウンド・メンタリティ」とか。

俺は「一緒に同じ苦労を背負ったことがある人は、何があっても遠くに離れても長いこと会ってなくても間違いなく仲間」っていう感覚なんだけど、それは、新潟の冬の気候とか、基本的に社会の歴史的成り立ちが稲作農村だとか、そういうことに大きく影響されていると思う。
(だから外部からの刺激が無いと新しいムーブメントが起こらないんだけどね。)

あーなんか夏休みで酔っ払ってるから何が言いたいのかまとめられなくなってきたぞ俺。

要するにだ。
技術とか判断力とかのせい(?)で、試合そのものに勝ちきれないのは、まあいいとしてもだ。
「試合の後半の終盤に、走り負けて試合を支配されて失点しました」
これだけは、許容できないのよ。
J2時代のウチは、「他のチームを解雇された選手たちが、試合の後半の終盤に走り勝って試合をものにする」チームだったから。

俺らの先祖は、蒲原エリアとかでは、水田に胸まで浸かって、年貢納めて、新潟を創ってきたんだよ。
俺の親父(1935(昭和10)年見附市生まれ)の20代の頃の農作業の写真を見たことがあるけど、日本史の教科書で見る江戸時代の絵のように蓑傘と菅笠を身に着けていたよ。
ダンスホールで踊ってたり、「パンが無ければお菓子を食べればいいのに」なんて暮らしはしてないんだよ。

だから、サッカーでもそうなんだよ。
「基本となる条件を、例えば気候とか年棒とか予算とかの差を、練習と体力と気合と漢気で(それに工夫あるいは「とんち」で)カバーしてる」のを見ると、魂が震えるんだよ。
何回戦っても勝てなかったチームにとうとう勝てたとき、思わず嬉し涙がこぼれるんだよ。
アルビレックス新潟には、今後もそういうチームであって欲しいんだよ。
この文を読んでいるあなたの気持ちは、違うかい?

追伸。
チームカラーを形作って育てていくのは、スタジアムの観客席の雰囲気だ。
選手にも「ウチのサポーターは俺たちと同じ気持ちで戦ってくれている」って感じてもらえるかどうか、だ。
それには、「あの選手は何を狙ってあのプレーを選択したのか」と「その難易度・成功確率はどのくらいなのか」をわかっているかどうかが、とても大事なんだ。
わかりたかったら、100回しっかり試合を見るか、1回自分でボールを蹴って試合っぽいことをしてみるか、どっちかだ。
そして、わかっている方がサッカーを見るのが何倍も楽しくなる、それだけは間違いないんだ。

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DORO について

アルビレックス新潟とハードSFとメジャーなキャラクターじゃないぬいぐるみが好き。破れたハートを売り物にして生きてます。「つまらぬ、とるにたらぬやさしさから、自分の得たものをひとにゆずり、結局ふと気づいてみれば、ひとの世話だけやくものになっている、そんなばかなやつ(by 斎藤惇夫)」です。
カテゴリー: アルビレックス新潟関連 パーマリンク

チームのスタイル への2件のフィードバック

  1. reo より:

    >「試合の後半の終盤に、走り負けて試合を支配されて失点しました」>これだけは、許容できないのよ。とてもよくわかります。でも。DOROさんもわかっていらっしゃると思いますが、以前のスタイルは「前半攻めさせてショートカウンター狙いで0点に抑える。後半15分過ぎからためたパワーを出していけ」という相手が攻めてくれることを期待するものでした。そこから、次のステージへ。そのゲームの結果だけを求めず、貴章を育てたように選手を育てようとしている。松下選手だって、昨年序盤は出場機会がなかなか得られない中で結果を出してきたんです。悔しいですけれどね。走り負けるのは本当に。自分がやっている時は、いっそう感じます。だから走ります。前半抑えて(オイ)

  2. DORO より:

    >reoさん> そこから、次のステージへ。そこは、理屈ではわかってるんだけどね。「三つ子の魂百まで」というか、すりこみというか、玉子焼きはだし巻きのもんだと思ってたら友達が遠足で持ってきた玉子焼きが甘くて違和感とか、そういう感覚的なものなんですよー。たぶん、ちらし寿司から、ワサビ入りの握り寿司への、変化なのかなぁ。宅配のお寿司から、回転寿司へ、近所のカウンターがある寿司屋へ、そして銀座の値札の掛かってない寿司屋へ。J2レベルから、J1レベル、ACLレベル、そしてクラブワールドカップのレベルのサッカーへ。俺は、甘い玉子焼きを初めて食べた時、子供心に「甘い卵を産む種類の鶏がいるのか?」と思った。もちろんそんな鶏はいない。「ロナウジーニョやメッシを産む種類の鶏がいるのかと思った」いやいない。甘い玉子焼きは、卵に砂糖を入れて焼くんだ。

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