「中立国の戦い」

60回めの敗戦記念日なので、軍事史関連の本を紹介。


「中立国の戦い」(飯山幸伸/光文社文庫)
第2次大戦時に中立国という立場を取ったスイス、スウェーデン、スペインのそれぞれの実情を分かりやすく要約している。
ちょっと読みにくい文章なのが残念だが、入門編としては最適なのではないかと思う。

で、内容について。
スペインの場合は、第2次大戦が始まる前の内戦で疲弊していたため、「味方につけても敵に回してもメリットが無い」という理由が主で中立だったのだが、スイスは「充分な防衛力があるため攻め込んでも失うものが得るものより大きすぎる」という理由でドイツが侵攻を断念し、スウェーデンの場合は「主権を守るためならばぎりぎりの線までドイツに譲歩し、その間に防衛力を構築する」という苦渋の決断をする。
中立を保てるだけの力(単純に軍事力だけでなく、指導者の力とか、日ごろの外交関係とか、ね)がないと、中立は保てない。


俺は、世界中の一般市民で戦争を望んでいるものなど一人もいないと信じている。
戦争が起こるのは、一部の小金持ちが、もっと金持ちになりたくて、貧乏人を「お前達が貧乏なのはあいつらのせいだ」と騙して利用するからだと思っている。
だが、「安全」と「平和」は違う。
騙される奴がいる以上、身を守る力は必要だ。
俺を殺そうとする奴がいるなら、俺はためらい無くそいつを殺すために全力を尽くすだろう。
頼むから、騙されないでくれ。どこかの人よ。


毎年、8月になると、浜田省吾のアルバム「J.BOY」が聴きたくなるんだ。

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DORO について

アルビレックス新潟とハードSFとメジャーなキャラクターじゃないぬいぐるみが好き。破れたハートを売り物にして生きてます。「つまらぬ、とるにたらぬやさしさから、自分の得たものをひとにゆずり、結局ふと気づいてみれば、ひとの世話だけやくものになっている、そんなばかなやつ(by 斎藤惇夫)」です。
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